原因
【医学的な原因と治療法】
めまいとは、目や耳の機能が異常になることで起こる症状の総称です。
症状としては、周囲が回転するような感覚や倒れそうになる感じ、立ち上がったり動いたりする時にフラつく感じ、吐き気や嘔吐、耳鳴りなどがあります。
めまいの原因としては、内耳疾患や脳疾患、貧血、ストレスなどが挙げられます。
内耳疾患が原因である場合は、前庭神経に異常が起きることによってめまいが起こります。
これは、前庭神経が体の位置や運動の変化を感知して、それを脳に送信する役割をしているからです。
また、血管が原因の場合は、血管の拡張や収縮が不調和になることによってめまいが起こります。
【東洋医学】
めまいとは、頭がくらっとする感覚、回転する、揺れるといった感じや、立ちくらみ、ふらつき、失神など様々な症状を指します。
東洋医学では、以下のような原因があると考えられています
1. 氣(エネルギー)の乱れ:東洋医学では身体に氣が流れており、この氣が滞ってしまうことでめまいが起こるとされます。
2. 肝臓の乱れ:東洋医学では肝臓は氣の循環や体液のバランスを調整する役割をもっているとされます。肝臓に何らかのトラブルがある場合、めまいを引き起こす可能性があります。
3. 湿邪(しつじゃ)の侵入:東洋医学では、湿邪が身体に入り込むことでむくみを引き起こし、めまいを引き起こすことがあります。
4. 陽虚(ようきょ):東洋医学では、陽虚とは身体の熱を司る「陽気」が不足する状態を指します。このような状態では血行が悪くなり、めまいを引き起こす可能性があります。